バブル崩壊後、長く利用者の低迷が続いていたスキーに、人気復活の兆しが見えている。この冬、国内では14年ぶりに新たなスキー場がオープンした。人気復活のワケを取材した。 ◆国内で14年ぶりの新スキー場オープン あいにくの空模様となった連休最終日の8日。関西の伊丹空港から車で1時間半かけてたどり着いたのが、兵庫県に先月オープンしたばかりのスキー場『峰山高原リゾートホワイトピーク』。国内での新しいスキー場の誕生は、実に14年ぶりのこととなる。 大阪や京都方面からのアクセスの良さも魅力のひとつ。そして、このスキー場の最大の特徴が、小さな子どもでも心置きなく雪遊びを満喫できること。3つあるコースの斜面の角度を平均で10度ほどと一般的なスキー場と比べて緩やかにし、西日本のスキー場では最大級というキッズパークも設置している。 峰山高原リゾート・正垣努取締役「みんなで来やすいスキー場をつくりたかったというの