神奈川県が2010年度に導入した全国初の受動喫煙防止条例の罰則が、年間千件前後の違反が確認されながら7年間で一度も適用されたケースがないことが25日、分かった。複数の県関係者が明らかにした。受動喫煙問題に取り組む専門家からは「健康被害を防ぐには、条例の積極的な活用が必要だ」との声が上がっている。 条例では、学校や病院などを禁煙とし、一定の規模を超える飲食店や宿泊施設は禁煙か分煙を選択するよう定めている。違反した施設管理者には5万円以下の過料が科せられることもある。
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神奈川県が2010年度に導入した全国初の受動喫煙防止条例の罰則が、年間千件前後の違反が確認されながら7年間で一度も適用されたケースがないことが25日、分かった。複数の県関係者が明らかにした。受動喫煙問題に取り組む専門家からは「健康被害を防ぐには、条例の積極的な活用が必要だ」との声が上がっている。 条例では、学校や病院などを禁煙とし、一定の規模を超える飲食店や宿泊施設は禁煙か分煙を選択するよう定めている。違反した施設管理者には5万円以下の過料が科せられることもある。
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