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ブックマーク / note.com/kyslog (11)

  • 大量検査で行動制限から逃げ切ろうとした結末 / 結果が出ている早期限定ロックダウン路線|ショーンKY

    新型コロナウイルス感染症COVID-19についての情報をお求めの方は、厚生労働省の情報ページか専門家の情報をフォローしてください。私は専門家を紹介する立場にはありませんが、個人的なフォロー推奨リストを参考にしていただけますと幸いです。 筆者は医療や行政法の専門家ではありません。単なる素人の感想なので医療情報としての信頼は置かないでください。基的に自分が納得するためだけに書いたものであり、他者を納得させるために書いたものではありません。 この冬、イギリスは新型コロナウイルスの(当国における)第三波に見舞われている。他の国と同様、感染者数だけで見るとこの第三波が最も大きくなっている。イギリスは人口当たりの被害が世界で最も高い国になりつつある。 さて、そのイギリスは夏ごろ「大量検査が根絶の鍵」として位置づけ検査能力を大増強していたことはご存じだろうか。 ジョンソン首相は大量検査の実施を「最優先

    大量検査で行動制限から逃げ切ろうとした結末 / 結果が出ている早期限定ロックダウン路線|ショーンKY
    smicho
    smicho 2021/01/14
    例えば下水PCRをやれば地域を区切っての厳格なロックダウンが行えるので大規模検査は不要。クラスター対策とかいうやつはただの現実逃避。検査で指数関数的に増える感染者を補足できるわけがない。
  • コロナ対策と人権と経済対策のバランスについての仮説|ショーンKY

    新型コロナウイルス感染症COVID-19についての情報をお求めの方は、厚生労働省の情報ページか専門家の情報をフォローしてください。私は専門家を紹介する立場にはありませんが、個人的なフォロー推奨リストを参考にしていただけますと幸いです。 筆者は医療や行政法の専門家ではありません。単なる素人の感想なので医療情報としての信頼は置かないでください。基的に自分が納得するためだけに書いたものであり、他者を納得させるために書いたものではありません。 最近IMFから、コロナ禍に見舞われた2020年のGDP予測が発表された。下にその国別の予測の図をブルームバーグが図にしたものを引用する。 この図で注目すべきは、感染制御には比較的成功しているといってよい東アジア・東南アジア・オセアニアで経済パフォーマンスは勝敗が分かれている、という点である。 中国、ベトナム、台湾はコロナ対策に成功した国で、経済のパフォーマ

    コロナ対策と人権と経済対策のバランスについての仮説|ショーンKY
    smicho
    smicho 2020/11/21
  • ニューヨーク・タイムズを読めば、弱者のトランプ支持の話もアイデンティティ・ポリティクスの限界論も載ってるよ|ショーンKY

    ニューヨーク・タイムズを読めば、弱者のトランプ支持の話もアイデンティティ・ポリティクスの限界論も載ってるよ 前回記事の最後に「アイデンティティ・ポリティクスは限界では」と書いたところ、その部分に出典が付いていない、というようなお話をいただいた。というわけで、そういう論調は米民主党内や支持層からも出てるよということを、代表的左派高級紙であるニューヨーク・タイムズの記事を中心に紹介したいと思う。 「弱者の支持を高めたトランプ」という世論調査 今回の米国大統領選では民主党のバイデンが勝利したが、アメリカの民主党支持メディアを見る限り、民主党側に完全勝利というムードはなく、民主党内の議論を見る限り一定の打撃を受けたという印象すら受ける。民主党支持の高級紙の代表格であるニューヨーク・タイムズを読んだところでは、以下の結果がムードに影響している。 1. 民主党は下院で議席増を見込まれながら、結果として

    ニューヨーク・タイムズを読めば、弱者のトランプ支持の話もアイデンティティ・ポリティクスの限界論も載ってるよ|ショーンKY
    smicho
    smicho 2020/11/11
  • 「法律時報」8月号コロナ特集 短評|ショーンKY

    新型コロナウイルス感染症COVID-19についての情報をお求めの方は、厚生労働省の情報ページか専門家の情報をフォローしてください。私は専門家を紹介する立場にはありませんが、個人的なフォロー推奨リストを参考にしていただけますと幸いです。 筆者は医療や行政法の専門家ではありません。単なる素人の感想なので医療情報としての信頼は置かないでください。基的に自分が納得するためだけに書いたものであり、他者を納得させるために書いたものではありません。 もし法クラの方が読んでいたら、私が具体的に議論したいのはこういう法案や既存法だ、というのはこちらをご参照ください。 井上達夫 ❌ 内容の7割が独自の防疫論で、法律と関係がない。 ❌ 肝心の専門部分すら間違っている。「新型インフルエンザ等」の「等」はワイルドカードだから新型コロナも適用できたはずだなどと主張しているが、この「等」は再興型インフルエンザしか指さ

    「法律時報」8月号コロナ特集 短評|ショーンKY
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    smicho 2020/08/12
  • 「良い検査」と「ダメな検査」があるという話+専門家はそれをどう話すべきか|ショーンKY

    新型コロナウイルス感染症COVID-19についての情報をお求めの方は、厚生労働省の情報ページか専門家の情報をフォローしてください。私は専門家を紹介する立場にはありませんが、個人的なフォロー推奨リストを参考にしていただけますと幸いです。 筆者は医療や行政法の専門家ではありません。単なる素人の感想なので医療情報としての信頼は置かないでください。基的に自分が納得するためだけに書いたものであり、他者を納得させるために書いたものではありません。 直近の2回(1回目、2回目)、「検査を感染抑止につなげるには?」という主題のエントリを書いた。その中で、大まかに言えば「良い検査」と「ダメな検査」がある――良い検査とは「感染者が二次感染を起こす前に隔離することにつながる検査」であり、その目的を果たせないのがダメな検査だ、ということを書いてきた。 このシリーズのまとめとして、ニューヨークタイムズ(NYT)す

    「良い検査」と「ダメな検査」があるという話+専門家はそれをどう話すべきか|ショーンKY
    smicho
    smicho 2020/08/09
  • 台湾と韓国の防疫に学べ|ショーンKY

    新型コロナウイルス感染症COVID-19についての情報をお求めの方は、厚生労働省の情報ページか専門家の情報をフォローしてください。私は専門家を紹介する立場にはありませんが、個人的なフォロー推奨リストを参考にしていただけますと幸いです。 筆者は医療や行政法の専門家ではありません。単なる素人の感想なので医療情報としての信頼は置かないでください。基的に自分が納得するためだけに書いたものであり、他者を納得させるために書いたものではありません。 最近書いた記事では、「理論上、今の検査頻度では検査に感染拡大の抑止効果を期待できない」「感染拡大を防止できているところは行動制限によっているものと考えられる」としてきた。ここから何回か、この「行動制限」の内実について検討したい。 「隔離第一、検査は第二」の東アジア まず、学ぶ対象として、防疫に首尾よく成功している東アジア、特に台湾韓国・ベトナムの例を検討

    台湾と韓国の防疫に学べ|ショーンKY
    smicho
    smicho 2020/08/05
  • 日本のメディアが注目しない欧州のコロナ対策|ショーンKY

    新型コロナウイルス感染症COVID-19についての情報をお求めの方は、厚生労働省の情報ページか専門家の情報をフォローしてください。私は専門家を紹介する立場にはありませんが、個人的なフォロー推奨リストを参考にしていただけますと幸いです。 筆者は医療や行政法の専門家ではありません。単なる素人の感想なので医療情報としての信頼は置かないでください。基的に自分が納得するためだけに書いたものであり、他者を納得させるために書いたものではありません。 この数週間、日では新型コロナウィルスの感染者が最増加しつつある。その影響もあって欧州である程度感染を抑え込めていることに注目する記事も見られるようになってきたが、日では検査論争に引きずられる形で検査だけが注目され、規制や自粛の強さが過度に軽視される傾向にあるように感じられる。 外国のメディア、例えばウォールストリートジャーナルが欧州の感染抑制について触

    日本のメディアが注目しない欧州のコロナ対策|ショーンKY
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    smicho 2020/08/05
  • アメリカの格差と分断の背景にある自治体内での福祉予算循環|ショーンKY

    この数日アメリカで人種問題が激しいデモとして表出している。この問題が起きる原因について、畠山勝太氏の下記のエントリが「もっとも深堀りしている」というのが私の見立てである。このような良質な言説がnoteでしか共有されないというのは私も悲しむところである。 上記エントリでは、「なぜ人種別に住むところが分かれ、教育や治安が悪化するのか」についての説明は、固定資産税が教育予算となる事を氏の過去の記事で説明済みという前提でややあっさりめに下記のように説明されている。 土地と教育予算の結びつきを始めとする、教育システム内に張り巡らされてしまった人種間格差を維持・拡張してしまう仕組みを徹底的に取り除く必要があります記事では、畠山氏の記事で説明される「土地と教育予算の結びつき」――あるいは堂かおる氏の記事におけるsystemic racism=構造に内在された人種差別――について、より一般論に近い立場

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    smicho 2020/06/10
  • ドイツのコロナ対策班がクラスター対策の重要性を訴え始めた|ショーンKY

    ドイツ新型コロナ対策チームの中心人物の一人、ウイルス学者のクリスティアン・ドロステン氏は、この数日スーパースプレッダーの存在に着目した見解を出している。この発言の背景になっているのは、スーパースプレッダーについて論じた最近のいくつかの研究である。これらの研究については、Science誌のドイツ特派員からの報告にまとまっている。 その中の一つ、スイスの研究チームによる数理疫学的な研究では、新型コロナウイルスは大量の二次感染を起こす少数の人と二次感染を起こさない多数の人に分かれ(dispersion parameter (k)が小さい)、インフルエンザとは異なる伝播様式なのではないかとしている。ロンドン大学衛生熱帯医学大学院(London School of Hygiene & Tropical Medicine; LSHTM)の研究チームは、R₀が1.4-12、kが0.04-0.2(95%信

    ドイツのコロナ対策班がクラスター対策の重要性を訴え始めた|ショーンKY
    smicho
    smicho 2020/05/31
    追跡調査の目的はいわゆるスーパースプレッダーを見つけることではなく感染を広げやすい場所・条件を特定することにあったわけよな。無意味なことやってんなと当初は思ってたけど。
  • なぜ日本はまあまあ防疫できているのか(私的仮説まとめ)|ショーンKY

    もう一つ注目しておきたいのは、感染力のピークが発症直前の無症候の段階で訪れるという推定である。このHeらの研究では、発症前に感染が起きた割合は44% (95%信頼区間25–69%) に達するとしている。 そもそも病院に訪れないであろう無症候者・軽症者が大量におり、その上病院に行く者ですら感染の半分は病院に行く前に終わっているのだとすれば、陽性者を隔離するというストラテジーだけでは感染拡大を防げないことになる。PCR検査の1回の感度が7割程度という過去の知見(例1、例2、例3)と合わせれば、「病院に来た感冒症状患者全員にPCR検査し、陽性者を隔離する」という戦略で防げる感染は甘く見ても3割程度、厳しめに見れば1~2割程度となり、大半の感染を素通ししてしまうことになる。 あえて検査→隔離戦略一で解決しようとするならば、発症前でも検出できるよう、PCR検査とは全く違うレベルの検査――皆が毎朝自

    なぜ日本はまあまあ防疫できているのか(私的仮説まとめ)|ショーンKY
    smicho
    smicho 2020/04/23
  • 新型インフルエンザ等特別措置法ではなく感染症法を改正すべき|ショーンKY

    新型コロナウイルス感染症COVID-19についての情報をお求めの方は、厚生労働省の情報ページか専門家の情報をフォローしてください。私は専門家を紹介する立場にはありませんが、例えば以下の方などが穏当かと思います。 ・押谷 仁(東北大学) ・高山義浩(huffpost記事一覧) ・岸田直樹(@kiccy7777) 筆者は医療や行政法の専門家ではありません。単なる素人の感想なので医療情報としての信頼は置かないでください。文でも伝聞調で「ようだ」が多用されていますが、それだけ信頼性がないということです。基的に自分が納得するためだけに書いたものであり、他者を納得させるために書いたものではありません。 新型コロナウイルスが蔓延するにつれ、「新型インフルエンザ等特別措置法」のような強力な手段を使うべし、という世論が高まり、同法を改正して対象に新型コロナを追加するという方向で与野党まとまっているという

    新型インフルエンザ等特別措置法ではなく感染症法を改正すべき|ショーンKY
    smicho
    smicho 2020/04/02
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