タグ

ブックマーク / www.naro.go.jp (6)

  • 非定型BSEから新規BSEが出現する現象を確認 | プレスリリース・広報

    ポイント 農研機構 動物衛生研究所は、非定型BSEプリオンから新たなBSEプリオンが出現する現象を確認しました。マウスで4代継代した非定型BSEプリオンは、異常プリオンたん白質の生化学的性状が変化し、牛やマウスにおける潜伏期や病態が異なっていました。 概要 牛海綿状脳症(BSE)は、ヒトへ伝播し変異型ヤコブ病の原因となったことから、の安全の問題を提起しました。肉骨粉などの動物性たん白質飼料の使用規制により、世界中で発生数の減少が認められています。我が国も、BSE対策の実効性が評価され、平成25年に国際獣疫事務局(OIE)1)により「無視できるBSEリスク」の国に認定されました。一方、従来型のBSEとは異なる性状の非定型BSEは全世界で100例ほど確認されていますが、孤発性と考えられる非定型BSE2)に関する科学的知見は乏しく、リスクの推定は困難となっています。 農研機構 動物衛生研究所は

    smicho
    smicho 2017/11/28
  • 草食動物と肉食動物の量を予測できる数理モデルを作成 | プレスリリース・広報

    ポイント 生態系中の草動物と肉動物の量を予測できる数理モデルを作成しました。 モデルを用いると、種々の条件の農地における害虫(草動物)の発生量、天敵昆虫(肉動物)の量および作物被害の程度などを数量的に予測できます。 作物の耐虫性や天敵による捕量などの室内で得られる実験データをもとに、ほ場レベルでの害虫や天敵の量的な変動を予測できることから、効果的な害虫防除技術などの開発に役立ちます。 概要 農研機構は、生態系1)中の草動物と肉動物の生物量を予測できる数理モデルを作成しました。 作成したモデルでは、植物や動物の栄養価、草動物のエサ(植物)をべる速度や成長速度、肉動物による獲物(草動物)の探索面積や捕獲率などをもとに、単位面積あたりの草動物や肉動物の生物量2)(g/m2)を予測できます。 農業生産の場では、害虫は草動物、それらの天敵は肉動物です。モデルを用いる

    smicho
    smicho 2016/09/13
    >天敵が存在して食物連鎖がうまく働く環境下では、消化阻害物質によって害虫を「殺さずとも成長を遅らせる」だけで作物被害が減る
  • 蜜入りリンゴのおいしさは香りにあり | プレスリリース・広報

    ポイント 蜜入りのリンゴは「甘くておいしい」と人気がありますが、糖の量や甘味度は蜜無しリンゴと差はなく、おいしく感じる理由は香りにあることを明らかにしました。 蜜入りのリンゴには、香り成分であるエチルエステル類(※1)が多く含まれており、これらがリンゴの風味を強め、おいしさを高めます。 今後、成果を「おいしさ」の指標の拡大や、おいしいリンゴの栽培・貯蔵技術の開発や新品種の育成に活用します。 概要 蜜入りリンゴは「甘くておいしい」といわれ人気がありますが、蜜無しリンゴに比べて糖類の量や甘味度は必ずしも高くありません。このため、蜜入りのリンゴはなぜ高い人気を誇っているのか、説明できていませんでした。 農研機構は小川香料株式会社及び青森県産業技術センターりんご研究所と共同で、蜜入りリンゴに香気成分として多く含まれるエチルエステル類が、リンゴの風味をよくするために重要な成分であることを明らかにし

    smicho
    smicho 2016/03/22
  • 夏季に北日本水田地帯で発生が見られる巣箱周辺でのミツバチへい死の原因について | プレスリリース・広報

    (独)農研機構 (独)農業環境技術研究所 ポイント ミツバチ群の健全性は、社会的関心の高い課題となっています。 夏季に北日水田地帯で発生が見られる巣箱周辺でのミツバチへい死1)について調査し、水田で斑点米カメムシ防除に使用される殺虫剤に曝露されたことが原因である可能性が高いことを明らかにしました。 今後は、殺虫剤曝露による影響の緩和にむけて、ミツバチ群を水田に訪れさせないための技術等の開発を行います。 概要 (独)農研機構と(独)農業環境技術研究所は、夏季に北日水田地帯で発生が見られる巣箱周辺でのミツバチへい死について調査し、水田で斑点米カメムシ2)防除のために散布される殺虫剤に曝露されたことが原因である可能性が高いことを明らかにしました。 平成21年春の花粉交配用ミツバチ不足問題の発生以来、ミツバチ群の健全性が社会的関心の高い、重要な課題となっています。そこで、夏季に北日水田地帯で

    smicho
    smicho 2014/07/20
  • 有機質資源を短期間で無機化! | プレスリリース・広報

    ポイント 品残渣や畜産廃棄物など有機質資源から短期間で無機肥料成分を回収する技術を開発しました。 技術により微生物の力で簡単に無機肥料を製造することができます。 肥料製造時にエネルギーを必要としません。 概要 農研機構野菜茶業研究所は、有機質資源から無機肥料を製造する新技術を開発しました。微生物を定着させた多孔質の担体(微生物担体)に有機物を加え、水で洗うことにより、無機の肥料成分を含む水溶液として回収できます。添加した有機物は微生物担体内で分解を受け、有機物と水の添加を毎日繰り返すことにより、無機成分の回収を毎日行うことができるようになります。有機物や水を添加するだけですので、肥料製造時に電気などのエネルギーを必要としません。製造時に大量の化石エネルギーが必要な化学合成の無機肥料(化学肥料)と比べ省エネです。畜産廃棄物など保管に場所を取る有機質資源を速効性の無機肥料に変換すれば保管コ

    smicho
    smicho 2012/03/05
  • 茶殻・コーヒー粕で殺菌! | プレスリリース・広報

    ポイント 茶殻・コーヒー粕を原料とする殺菌技術を開発しました。 殺菌後は速やかに無害化するため安全で、原料が再利用資源なので低コストです。 カット野菜の殺菌(品分野)、種子消毒(農業分野)、口腔内殺菌(医療分野)、有機化合物汚染土壌の浄化(環境分野)等、幅広い分野で応用が期待されます。 概要 農研機構野菜茶業研究所は、茶殻・コーヒー粕を原料とする殺菌技術を開発しました。技術で製造した殺菌用資材には、原料として加えた鉄が二価鉄として含まれており、これと過酸化水素が混合することにより、反応性の高いヒドロキシラジカルを発生させ、殺菌を行います。殺菌後には、ヒドロキシラジカルは速やかに消滅し、無害化します。通常、二価鉄は酸化されて三価鉄になりやすいものですが、資材中では二価鉄が長期間安定維持されることが特徴です。 殺菌用資材は、茶殻・コーヒー粕を利用するため低コストで製造でき、カット野菜の殺

    smicho
    smicho 2012/03/05
  • 1