結論 人の本質を描いた傑作。直ぐに観に行くべき。 あらすじ/概要 舞台は1960年代アメリカ。主人公のイライザは、声帯に障害を持ち喋れない中年独身女性。政府研究施設で清掃員の夜勤をしている。 ある日、南米から半魚人が捕獲されて来て、イライザは半魚人とこっそり意思疎通をするうちに、恋に落ちる。しかし、無情にも研究所に半魚人を解剖しろという通達が下りる。 あらすじとしては、現代版(といっても舞台は60年代だが)の人魚姫である。ただし、主人公は声を失った女性で、相手が半魚人の男性という感じで色々逆転している。半魚人はアマゾンで神と崇められていた存在であるのに対して、主人公ははっきりいって社会の底辺で働く女性である。そんな感じに色々逆転しているので、ラストも当然…。 面白さ ただ、この作品の面白さは捻りを加えたリトルマーメイドである点には無い。 この作品の真の面白さは、人の本質について、これ以上な
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