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茂木健一郎に関するsmocchanのブックマーク (11)

  • 茂木健一郎 クオリア日記: ほんの小さなことの中に

    ほんの小さなことの中に (『風の旅人』第24号掲載。茂木健一郎『今、ここから全ての場所へ』所収) 英語圏に、「ハッピネス・イズ・・・」(幸福とは・・・)とそれぞれの定義を述べる遊びがある。 「幸福とは、仕事を終えて最初に口にするビール」 「幸福とは、待ち合わせの場所で恋人の姿を見つけた瞬間」 「幸福とは、家に帰って自分を迎えてくれる家族の笑顔」 「幸福とは、仕事がうまくいって顧客から感謝されること」 「幸福とは・・・」 百人いれば、百通りの「幸せ」の定義がある。サンゴの海の中で、色とりどりの魚たちが波の間や、 窪み、暗がりや砂地の中にそれぞれの「居場所」を見いだすように、人間の幸せのあり方も、またそれぞれである。 幸福とは何か。そのことについて一般的概念としてぼんやりと考えている間は、その実体が何とはなしにつかめているようにも思える。ところが、自分自身の一度しかない人生の中での「幸福」の姿

  • 茂木健一郎 クオリア日記: 「ぼくは入試の勉強で忙しいから、こういう時にこういう本を読まなければ、精神の平衡が保てないんだ」

    当の知性というものは、そもそも、点数で測ることができるものではない。 私の畏友、和仁陽のことを思い出してもそうである。和仁氏は、東京学芸大学附属高校における二年生、三年生の時の私の同級生だった。私たちの年の「共通一次試験」(当時の大学センター試験)の全国一位。1000点満点中、981点だった。 和仁氏の学科の成績がとてつもなく良かったことは事実だし、そのことは、和仁氏の知性の卓越と、正の相関を持つのだろう。しかし、そこのことは、私が二年間クラスメートとして和仁氏と接して感じた彼のとてつもない才能の、ごく一部分に過ぎない。 より和仁氏の質を示すエピソードは、彼が高校の卒業文集で書いた随想のタイトルである。『ラテン民族における栄光の概念について』。他の人が、高校生活の思い出などの普通のテーマについて書いているのに対して、和仁氏が選択したこのテーマの中に、彼の世界観、哲学がいかんなく反映され

    smocchan
    smocchan 2010/07/02
    例えばある学問を勉強したくって、社会人になってから大学に入ろうとしても、学びたいものとほとんど関係のないような試験にそれなりの時間を使わなければならない。一応AOとかあるけれど。
  • 合田正人x茂木健一郎 第五回

    9個の動画が連続して再生されます。(何か不具合があればお知らせください) 脳科学と哲学の対話 第五回:<新しい学>へ向けての対話 ースピノザ、ヴィトゲンシュタインから 16時20分〜17時50分 クオリア日記より抜粋: 明治大学。合田正人さんとの対談の、第五回(最終回)。 合田さんにこの企画に誘っていただいたおかげで、人生の中に一つ「動き」をつくることができた。 合田先生、当にありがとうございました。 合田さんと議論している時に、ああそうか、と気付いておかしくなった。ヴィトゲンシュタインの言うところの私的言語。人だけにわかる。他の人にはわからぬ。そんな言語の「素材」自体は、誰にでもわかるような自然言語だということもあるのではないか。 個々の単語の意味はわかる。しかし、その配列がおかしい。話者人にはわかっているが、全体として私的言語になっている。そんな可能性に思い至った。 例えば、18

    合田正人x茂木健一郎 第五回
  • 斎藤環と茂木健一郎の往復書簡「脳は心を記述できるのか」 第1信 「価値のクオリア」は存在するか?(斎藤環)

    斎藤環から茂木健一郎への手紙 はじめまして。 はじめておたよりします。斎藤環と申します。 茂木さんの著書は何冊か読ませていただきましたが、その精力的な活動のすべては、とうていフォローし切れていない点をまずお詫びいたします。 そのかわりといってはなんですが、妙なエピソードからはじめさせていただきます。 じつは私は、茂木さんとこれまでに何度かニアミスしているんですよ。たとえば、私は2006年の夏休みにフライブルクに行ったんですが……(といえばピンと来るかも知れませんね)、ルフトハンザ機内で私たち家族の斜めうしろに茂木さんが座っておられました。驚いたのは、往路だけならまだしも、復路の機内でもほぼ同じ位置関係で、なんというか、この「偶有性」には驚かされました。思えばあの時点で、この企画は萌芽的かつ徴候的に成立しつつあったのかもしれませんね(笑)。 私の茂木さんへの親近感はこれに留まりません。私たち

  • 茂木健一郎 クオリア日記: 『種の起源』の最後の文章

    チャールズ・ダーウィンの『種の起源』の最後の文章は、掛け値なしに美しい。 緻密な論証を積み重ねてきたその後の、詩的な嘆息。 It is interesting to contemplate a tangled bank, clothed with many plants of many kinds, with birds singing on the bushes, with various insects flitting about, and with worms crawling through the damp earth, and to reflect that these elaborately constructed forms, so different from each other, and dependent on each other in so complex a

  • 茂木健一郎 クオリア日記: 「レール」から外れた人たちにこそ

    昨日、リクルートスーツのことを書いたが、それ以外にも、日の就職の慣習には理解し難いことが多い。 そもそも、なぜ横並びで在学中に就職活動をしなければならないのか? そのような慣習に黙々と従う人だけでなく、そのようなことはイヤだと別の道を行く人の中にも、有為な人材がいる可能性はきわめて高い。 「履歴書に穴が開く」などというわけのわからないことを言う人がいる。日人は、いつもどこかの組織に「所属」していなければならない、飼い犬なのだろうか? それでは、江戸時代と同じだ。実際、江戸時代はまだ精神性においては続いているのかもしれない。 何度か書いたことがあるが、イギリスにはギャップ・イヤーという慣習があり、高校から大学に行く時に、あるいは大学から就職する時に、しばらくどの組織とも関係なく、一人で旅をしたり、ボランティア活動をしたりする人が多い。たとえば、大学を出てからギャップ・イヤーに入り、しばら

    smocchan
    smocchan 2010/02/25
    ギャップ・イヤー
  • 書籍出版 双風舎:【連載】齋藤環と茂木健一郎の往復書簡「脳は心を記述できるのか」

    <茂木健一郎から斎藤環への手紙> ■不同意であることを同意する 斎藤環さま。 とても興味深いお手紙を、ありがとうございました。 私たちの祖先は、アフリカで誕生し、それから世界各地に散らばっていったと考えられています。遠くへ、もっと遠くへと赴こうとするのは、どうやら私たちの能のようです。物理的空間だけでなく、概念の世界のなかにおいても。できるだけ、遠くにいくには、どうすればよいか。斎藤さんの議論を拝読しながら、なぜかそんなことを考えていました。 議論をするということの意味は、いったいなんでしょう? 斎藤さんは、依然として私の観点の多くに同意できないといわれる。私は、それでもよいのかもしれないと思います。そもそも、多様性を育むことをよしとする現代において、共感とか同意などだけに価値を置く必要はないと考えるからです。 むしろ、お互いの立場がどれほど離れているかを確認する。そうして、とりあえずは

  • The next big thing

    In life what you see in the periphery is often more important than what you observe in the central vision. If your attention is stuck, then you do not have the flexibility to move your mind around, and capture what is transient and disappearing ever and ever. Catch it if you can. The essential and important things often play hide and seek with your mind. There, in the corner of your visual field,

  • 茂木健一郎 クオリア日記: 新潮社の方々

    新潮社の池田雅延さん、松家仁之さん、 北壮さん、金寿煥さんが拙宅にいらっしゃる。 新年会、というわけではないが、普段お世話に なっていることの御礼を申し上げたい と思ったのである。 池田さんは長年小林秀雄の担当をつとめられた 方。 2005年11月4日には、朝日カルチャー センターにいらして、小林秀雄の思い出を 語ってくださった。 当日の記録 松家仁之さんは「考える人」編集長。 北壮さん、金寿煥さんには、「考える人」 を始め、単行などでお世話になっている。 金さんは私の「ホッピーの先生」でも ある。 まずは、ドン・ペリニョンで乾杯した。 冑仏研究家の河村隆夫さん にいただいたもの。 河村さん、ありがとうございました。 その後は、ワインや日酒を飲みながら、 ゆったりとの話や、昔の話を した。 楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう もので、気がつくと6時間も談笑していた。 池田さん

  • 茂木健一郎 クオリア日記: 古代ギリシャに戻っている

    夏目漱石のことで、 松山へ。 道後温泉館のお湯につかりながら、 青山ブックセンターの後の飲み会で 港千尋さんに聞いた話を 思い出していた。 フランスでは、大学生が ストライキをしていて、 もう半年くらい大学が閉鎖 されているそうだ。 それで、教授と学生が 通りを歩きながら議論していて、 即席の講義が成立する。 「古代ギリシャに戻っているんですよ。 ははは。」と港千尋さん。 すっかり運命は分かれてしまった。 日では、国が定めた 祝日にまで、大学は授業を している。 「授業日数」を確保するという 理屈らしい。 「文部科学省の役人は、 学生を机に座らせていれば、 それに比例して賢くなると 思っているんだよ。」 私の信頼するある学究は、 そう憤慨していた。 「自由」は進化する。 精神を闊達にすることを真剣に 考えなければ、 私たちは次のステップに行けない。 フランス革命を起こした 国のあり方は

  • もぎけんPodcast

    音声ファイル配信再開 ApplePodcastアプリに正式に対応したので、iPhoneMacPodcastアプリで 購読することができます。 iTunes もぎけんPodcast このWebサイトについて→About - もぎけんPodcast 更新情報 2019年11月 6日 12:55:2007年までの公開が完了し、一区切りとします 2007年までの音声データの公開が完了しました。 これで、過去に茂木さんが公開していたMP3データは一通り完了したことになります。 もし抜け・漏れがあれば、随時更新します。 講演の音声を公開している茂木さんに感謝しつつ、 もぎけんPodcastを購読していただいているみなさんにも感謝いたします。 2019年7月14日 23:31 : 2007年分を週1個のペースで配信中です 2019年3月26日 07:51 : 2006年までの公開が完了しました 2

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