携帯電話向けサイトで利用者に賭博をさせたとして、警視庁保安課などは3日、常習賭博容疑で、出版社「白夜書房」の子会社「白夜プラネット」社長の森下幹人容疑者(40)=東京都世田谷区松原=ら2人を逮捕するとともに、賭博のほう助容疑でサイト運営会社の社長清水政弘容疑者(64)=川崎市多摩区東生田=を逮捕した。同課によると、3人は容疑を認め「広告収入の売り上げを伸ばしたかった」などと話している。 同サイトは昨年11月に閉鎖されるまでの約3年間、1500人以上が約5万7000回利用。8000万円の賭け金を集めていた。またサイトにパチンコ店などの広告を掲載し3億2000万円の収入を得ていたとみて調べている。 逮捕容疑によると、森下容疑者らは2008年11月〜昨年11月、「カジパラ」と称する携帯サイトを開設して、客に現金で買ったポイントでポーカーをさせる賭博をした疑い。 【関連記事】 〔写真特集