イスラエル軍による国連機関への攻撃と避難民の大量殺害を受けて、今日の朝刊では読売・朝日・毎日・産経・東京など各紙が、この問題を大きく取り上げている。毎日は社説で、朝日は一面と国際面で、産経・読売は国際面で、それぞれ突っ込みどころはあるにせよ、ガザの破局的な状況を伝えてくれている。 ところが、ただ一紙、東京新聞は、「ハマス 街に潜む」というイスラエルのプロパガンダ・バグ満載の記事をリリースしていたのであった。あの産経新聞が「戦火の中さまよう人々 ガザ市街戦 4000人が難民化 停電、断水…『人道危機』の恐れ」という現地ルポを転載し、あの朝日新聞が「ガザ『狂ったような状況』 子の犠牲160人超す 満員の病院、天仰ぐ父親」という現地情報を紹介しているときに、東京新聞が「ハマス 街に潜む」って、いったいどういうセンスだよ・・・。 ハマス 街に潜む (2009.01.07 東京新聞 7面) タイトル