年末の師走相場で、株式市場は大波乱の展開を見せた。暴落相場を目の前に、慌てて手持ちの株を売り払った人も少なくないのだろうか。しかし、個別の株式や金融商品の騰落で一喜一憂するのはもう古い。じつはいま投資の世界では、世界経済が長期的には緩やかに成長していくという前提に立って、その時流に乗る投資手法がスタンダードになりつつある。やり方は簡単で、しかも高利回りも期待できるその手法を紹介します。 75万人がすでに始めている 日経平均株価がバブル崩壊後の最高値を27年ぶりに更新した10月上旬、食品メーカー元幹部A氏(65歳)の顔はほころんでいた。 「1年前から大和証券の『ラップ口座』に500万円を預けているんだけどね。35万円も利益が出ているんだよ。別にそのカネで何をするわけでもないんだけど、やっぱり心にゆとりができるね。 手数料はたしか2~3%だけど、気にしたことはない。だって、こんなにも利益が出て
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