文字列を扱う型としてよく知られているchar型はsizeof(char)=1バイトの型だ。 charに代入できるのは半角文字1文字で、漢字など2バイトからなる全角文字を代入したいとき は(微妙な表現だが)2つのcharが必要になる。 ユニコードを扱うための型として用意されたのがこのwchar_tだ。sizeof(wchar_t)=2バイトの 型でありchar型よりも使用バイト数が多い。 wchar_tに代入できるのはユニコードでの1文字で、半角や全角文字などの区別はない。 ヘッダーの中では以下のように宣言されている。 typedef unsigned short wchar_t; typedef unsigned short WCHAR; // wc, 16-bit UNICODE character つまりwchar_tとWCHARのどちらもunsigned short型として定義されて