「--memory」(もしくは「-m」)オプションでは、そのコンテナが利用できる最大メモリ量を指定できる。指定の際は「k」や「m」、「g」といった単位および「b」(バイト)も利用可能だ。たとえばコンテナが利用できるメモリ量を最大256MBに制限するには、以下のオプションを指定してコンテナを起動すれば良い。 --memory=256mb なお、実際の制限値はOSのページサイズの倍数に丸められるため、指定した値がそのまま制限値になるわけでは無い。たとえば上記のように「--memory=256mb」を指定したコンテナについて「docker stats」コマンドでリソース使用状況を確認すると、メモリのリミット(MEM LIMIT)が「268.4MB」となっていることが分かる。 # docker stats CONTAINER CPU % MEM USAGE / LIMIT MEM % NET I/
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