こんにちは。 筆者は読書が趣味だが、以前は小説なるものはほとんど読まなかった。小説を読むくらいなら映画を見他方が良いのではないか、映画なら視覚を通して一度に入ってくる情報量が小説の比ではないと思っていたからだ。 ただ最近は小説もよく読むようになった。なぜそうなったかというと、やはり普段人と関わり生きていると自分の使用する言葉や語彙力はもちろん、人の気持ちや感情を敏感に感じ取る力は大切であり、小説のなかに出てくる人物を通してそういった人間としての基本的な能力を養うことができるのではないかと思ったのと、特にSF小説に現れる想像力は参考にしたいと思うところがあったからだ。 今でこそ、明確な理由をもって小説を読むモチベーションがあるけど、一人だけ、昔から好んで読んでいたSF小説かがいる。 それが神林長平だった。 ご本人のことはあまり詳しくないけど、他の多くの日本のSF小説家に影響を与えた人らしい。