iOSの間口を広げる「新iPod touch」 安さは魅力だが、セルラーモデルも欲しい:石野純也のMobile Eye(1/3 ページ) WWDCを間近に控えた5月28日、Appleが突如、第7世代の「iPod touch」を発表した。新モデルの登場は実に4年ぶり。処理能力が大幅に向上した他、256GBのストレージを備えた大容量モデルもラインアップに加わっている。 価格は32GB版の2万1800円(税別、以下同)から。現行のiOSデバイスでは最安になり、同社のサービスの普及を後押ししたい狙いも見え隠れする。 このiPod touchを試用することができたので、レビューをお届けしたい。 思わず「小さい」と驚かされた小型ボディー iPod touchと銘打っているが、その見た目はiPhone、それもホームボタンを搭載していたころのそれに近い。ただ、普段からフルスクリーンになったiPhone X