北朝鮮が5月末から1カ月間にわたりジュネーブ軍縮会議の議長国を務める予定だ。国際社会が容認しない不法な核兵器を開発し「核不良国」とされる北朝鮮が各国の軍備縮小と非拡散を議題に扱う会議を主宰するのは話にならないという議論が起きるか注目される。 ◇国連「北朝鮮、今年の軍縮会議議長国」 国連欧州本部は18日に発表した今年の軍縮会議関連声明で、「北朝鮮が5月30日から6月24日まで巡回議長国を務める」と明らかにした。国連軍縮会議は65カ国が加入した世界唯一の多国間軍縮交渉機関で、韓国と北朝鮮は1996年に同時加入した。 議長国は65の加盟国がアルファベット順で担当する。毎年6カ国が4週間ずつ務め、今年は中国、コロンビア、キューバ、北朝鮮、コンゴ民主共和国、エクアドルの順だ。 ◇11年前の議論の再来なるか 北朝鮮が初めてかつ最後に軍縮会議議長国を務めたのは2011年6月だ。 当時カナダは北朝鮮が議長
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