配置図とは? UMLの配置図は、システムの物理的・ソフトウェア的側面からシステムの構成を図示化したダイアグラムになります。コンポーネント図に似ていますが、コンポーネント図がソフトウェア的側面から図示化されるのに対して、配置図ではどのシステムで成果物が作成され、利用されるのかも表現されます。 配置図によって、よりコンポーネント間の連携や関連性が分かりやすくなります。 配置図の目的 配置図はハードウェアや、その中で稼働するコンポーネントが可視化されます。それによってシステムの全体像が分かりやすくなります。また、成果物も図示化されるので、各コンポーネントで作成される成果物とその利用用途も明確になります。 現在、システムはハードウェアやコンポーネント含めて複雑に連携しています。あるシステムの修正が思わぬ場所で不具合を起こすことも少なくありません。全体像と関連性が明確になることで、そうした不具合の発