JavaVMを監視するツール群 今回は、Java EEアプリケーションをチューニングする際に便利なツールを紹介します。JavaVMの状態を監視/レポートするツールは、フリー・ソフトウエアや製品を含め、いくつか提供されています。米Oracle(米Sun Microsystems)のJava環境にも、標準で便利なツール群が付いています。本記事では、標準ツールであるjconsoleとjstatの2つを紹介します。 表1: 主なJavaVM監視/レポーティング・ツール 製品名 特徴
Java のヒープ領域及び 非ヒープ領域、メモリ管理について簡単に説明いたします。 ヒープやヒープサイズはガーベジ・コレクション:GC ( Garbage Collection ) と密接な関連があります。以下のページも合わせて参照ください。 ガーベジ・コレクション:GC ( Garbage Collection ) についての簡単な説明と調査方法 Java のオブジェクトは、大きく分けて、New、Old 、Permanent というメモリ領域で管理されます。 新しいオブジェクトを格納するのが New 領域と呼ばれ、古いオブジェクトを格納するのが Old 領域と呼ばれます。 Permanent 領域にはクラスやメソッドなどの情報が格納されます。 ( これらは Permanent Generation, Tenured Generation, Young Generation とも
本ブログはJava8(特にMetaspace)に対応していない。 下記にJava8以降に対応した記事を記載する(予定)。 blog.pepese.com JavaVMのメモリ領域について JavaVMが管理するメモリ領域について 階層1 階層2 階層3 説明 Javaヒープ JavaVM上で起動するJavaプログラムのリソースを管理する領域。New領域とOld領域で構成される。 l" New領域 新規オブジェクトと閾値(-XX:MaxTenuringThreshold)未満のオブジェクトが配置される。(Young領域とも呼ばれる) l l" Eden領域 新規のオブジェクトが配置される。 l l" From領域 CopyGC(ScavengeGC、マイナーGC)が実行された際に、使用中のオブジェクトはここへコピーされる。(S0やS1とも呼ばれる) l lー To領域 CopyGC(Scav
J2EEがミッションクリティカルな分野に適用されるようになり、Javaのパフォーマンスチューニングの重要性はさらに高まっています。パフォーマンスチューニングにはさまざまなパラメータがありますが、中でもJava VMに関連するチューニングの効果は大きいといわれています。本稿は、Java VMに関連するチューニング手法を学ぶための前提知識を提供することを目的にしています(編集部)。 ガベージコレクション(Garbage Collection:以下GC)と聞くと、「プログラマの煩雑なメモリ管理作業を軽減してくれるのはいいけど、アプリケーションの応答時間を遅らせたり、スループットを低下させたりして、パフォーマンスの観点からは非常に困ったものだ」というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。 GCはJava HotSpot仮想マシン(Java HotSpot Virtual Machine:以下
前回、JVMとGCのしくみ - ITエンジニアとして生きるでJVMとGCのしくみについて書いた。 今回はその続きということでJVMのチューニングについて書きたいと思う。 JVMチューニングって -Xms ・・・ ヒープ全体(New領域+Old領域)の初期値 -Xmx ・・・ ヒープ全体(New領域+Old領域)の最大値 くらいしか話題に上がらないし意識しないことが多い(気がする)。 でもホントはこれだけではダメで、前回のようにPermanent領域、New領域、Old領域を意識したチューニングが必要になる。 VMチューニングを考えるその前に・・・チューニングの話をする前にまずVMの起動モードについて話したいと思う。 VMには大きく以下2つの起動モードがあり、それぞれ以下のような特徴を持つ。 ◆クライアントVMモード 起動時間を短縮し、メモリサイズを縮小するように調整されている。 VM起動時
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