大阪市の吉村市長は、教育水準を向上させるためには優秀な教員を確保する必要があるとして、来年度から教員の初任給を全国で最も高い水準に引き上げる方針を示しました。 大阪市の吉村市長は12日の記者会見で、教員の給与について、「新任の教員でもクラスの担任を受け持つなど、経験のある教員と同じ内容の仕事をしている。給与を上げることで、優秀な教員に来てほしい」と述べ、来年度から大学卒業者の教員の初任給を引き上げる方針を示しました。 具体的には、これまでは月額で23万2714円でしたが、およそ2万9000円引き上げ、26万1668円にします。 大阪市教育委員会によりますと、これは、全国で最も高い水準だということです。 また、これによって、およそ1億5000万円の財源が必要になるということです。 一方、吉村市長は、働き方改革について、「大阪市の職員には積極的に育児休暇などを取得してほしいが、市長は24時間3