9月22日、新宿中央公園から出発した「差別撤廃東京大行進」に、私たちは差別の撤廃を求める集会趣旨に賛同して参加しました。「人種差別撤廃条約の誠実な履行を日本政府に求める決議(案)」を作成し、差別を撤廃するための具体的な行動について参加者に提起することが参加の目的でした。 人種差別撤廃条約の誠実な履行を日本政府に求める決議(案) 正午、新宿中央公園の入り口にある歩道橋の近辺で、私たちはビラ配布を開始しました。在特会の暴力に徹底的に反対すること、それと同時に在特会を生み出している歴史的・社会的背景を問題にし、とりわけ日本に植民地支配や侵略戦争の責任を果たさせることの必要性を参加者に訴えたのです。 開始10分ほど経つと、運営スタッフの一人が「ヘイトスピーチに反対する会ですね?何をしているんですか?」と声をかけてきました。「ここでビラをまいています」と答えると、「ここでする分には構わない」とのこと