ブックマーク / nomolk.hatenablog.com (9)

  • 人間よ、楽器を習うとよい - nomolkのブログ

    ギターを習っている。習い始めたときにもブログを書いていて、いま見たら2021年の8月だったので、ちょうど3年ほど経ったことになる。 先週、発表会(教室主催の演奏会)があり、初めてステージで楽器を演奏した。生徒の成果発表会なのでたくさん観客が入るイベントではないけど、そこで演奏した2曲はいずれも「いつか上達したら弾けるようになりたい」と思っていた曲で、自分のギター歴としてはひとつのマイルストーンになった。このへんでいちど思いのたけを書き残しておきたい。 youtu.be これはギターを始めた頃からずっといつか弾きたいと思っていた、アントニオ・カルロス・ジョビンの「Felicidade」。まだまだヨレたりモタつくところがあるが、ずっと先の目標だと思っていた曲に意外に早くたどり着けたことが感慨深い。 楽器を習うとよい 語ると長くなりそうな思いもいろいろあるのだけど、まずはシンプルなメッセージを置

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  • 中学受験とは何だったのか - nomolkのブログ

    子供の中学受験が終わった。結果的には子供の人生を良い方向に導く結果になったと感じているものの、それでもなお「何だったのか」と感じてしまう謎の儀式であった。 ほんとうに、中学受験とは何だったのか。 受験、それはいつのまにかやってくる そもそも僕もも地方の田んぼの隙間で育った田舎者であり、小学生で受験をするという発想すらなかった。むしろ小さな子供を受験勉強に追い込むことに愚かしさを感じていて、正直その気持ちは最後まで消えなかった。 なのになんで受験をすることになったかというと、もとを辿れば小2のときである。うちの近所には大手の受験塾が一つしかなく受験期から入ろうとしても満員で入れないというので、選択肢を残す意味で子供を入れた。この時点で入塾はあくまで「判断は保留」の意図だったわけだが、見落としていたことが一つあった。環境が人を作るのである。 3年後、「受験で良い結果を残す!」という決意に満ち

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  • フリーランスになりました(仕事ください) - nomolkのブログ

    新卒で就職してから20年ほど、会社員としてほぼ隙間なく4つの会社に勤めてきましたが、昨年末で退職しましてこのたびフリーのランスになりました! 記事はそのご報告、ならびにおしごと募集のエントリです。 スキル等の詳細はあとに書きますが、できる仕事の一例としてはこんな感じです。 たとえば… メディアの編集者が足りない テック企業の技術ブログに編集者を入れたい おもしろ記事や体験レポートを書いてほしい 自社オウンドメディアやコーポレートサイトに載せる記事を書いてほしい(インタビューなど) 非ライター職や新人ライター向けに記事の書き方を講習してほしい 電子工作の作例を作ってほしい(作品アイデアからお任せいただけるもの) ヘボコンを開催してほしい、審査員をしてほしい(一般向けイベントのほか、社内イベントなども) 電子工作ワークショップを開催してほしい、授業の講師をしてほしい レビュー記事を書いてほし

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  • 子供と二人でパッケージツアーに行くと良い - nomolkのブログ

    小学校低学年の上の子と二人で、3月の終わり、北海道に行った。と下の子を残して。 子供との2人旅はめちゃくちゃにエモい。 「エモい」という単語は読み手の世代によってニュアンスが変わる要注意ワードだが、ここでは単にエモーショナルであると捉えてもらえばいい。めちゃくちゃに心にしみるのだ。今この瞬間はかけがえがないぞ、という感覚が止まらない。しかも常時だ。2泊3日、羊羹のようにずっと同じ太さで、まるっと全部かけがえがない、という異常事態。 行きの便にて。東京を見降ろす。 旅程 3月終わりといえば州ではぼちぼち春がやってくる時期だが、北海道はまだスキーシーズンだった。我々の旅程も、北海道の冬を満喫する方針で組まれていた。初日は札幌を観光し旭川に宿泊、翌日は旭山動物園に行ったりカーリング体験などを行い、その後リゾートホテルに宿泊して3日目は雪遊びをして帰る、という2泊3日。短時間でいろいろなところ

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  • 電子工作を趣味にすると何ができるようになるか(+電子工作のはじめかた) - nomolkのブログ

    電子工作で作れるもの あまたある趣味の中で電子工作というのはわりに実利があるというか、日常生活で役立つシーンの多い趣味であるように思う。 自分が電子工作に初めて触れたのは2009年で、ちょうど10年の趣味歴ということになる。まっとうな勉強をしていないので技術力や工学への理解はほぼ皆無に等しいのだけど、それでも10年もやっているといろいろなことができるようになった。 ここではその振り返りもかねて、「電子工作趣味にするとどういうことができるようになるか」というのを、過去に作った実例を挙げつつご紹介したいと思います。 生活のツールを作れる 日常生活で役立つ便利なツールを作れるようになる。作れるものとしては例えば、 これは観葉植物の土が乾いたらLEDが光って教えてくれる装置。子供が花の種を植えたときに、水やりを忘れないように作った。 詳細:ジャンパブロックをブレッドボード代わりに使うと便利 -

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  • なぜあの絵が性的に見える人/見えない人がいるのか - nomolkのブログ

    ※この記事は論旨に甘いところがありあとで読み返してみるとやや恥ずかしいのですが題以外のところがとても気に入っているので引き続き公開しております 東京メトロのやつさ、ああいうキャラ絵のコンテクストでの表情とかポージングってキャラの性格や属性を表すものであって、現在の精神状態や行為を表すものではないから、恍惚としてるように見えるとか誘っているようなポーズだとか言われててもピンとこないオタクがいるのはわかる気がする— メルセデスベン子 (@nomolk) 2016年10月19日 オタクはエロい絵を普段から見すぎていて感覚が麻痺しているからあれがエロくなく見えている、みたいなことではなくて、萌え絵の記号表現が先鋭化しすぎていて一般人の読解力と解離しているのだと思う— メルセデスベン子 (@nomolk) 2016年10月19日 駅乃みちかさんが萌え絵になったイラストが性的か性的じゃないかで揉めて

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    snobocracy
    snobocracy 2016/10/21
    Ovalを布教するために、燃えやすそうなトピックに絡める手腕。
  • バイラルメディアとは一体なんだったのか - nomolkのブログ

    いい話専門バイラルメディア、当にいい話が好きな人が、少しでもいい話の魅力をみんなに知ってほしい、そして現代人が忘れかけている優しさを取り戻してほしい、優しさにあふれた世の中になってほしい、という一心で毎日一生懸命更新していると仮定して見るとまた違った渋さがある — メルセデスベン子 (@nomolk) 2015, 3月 4 ああいう記事をシェアしてる人達が運営についてどう思ってるかを想像すると、なにもそういう優しさエンジェルみたいな人ががんばって運営してるとピュアに思ってるわけじゃなくて、単にネットという広大な海辺できれいな貝殻を拾いましたので自慢します!みたいな感じだと思う、単に裏方に関心がない — メルセデスベン子 (@nomolk) 2015, 3月 4 そういうユーザにとって感覚としては貝殻を拾い上げた自分が一次生産者であってその後ろのコンテンツ製作者については見えていないので、

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  • 妖怪ウォッチから不器用限定ロボコン、大根を使ったセクハラ代替現実まで【第18回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 審査委員会推薦作品】全作品を紹介します - nomolkのブログ

    私事で恐縮ですが、というか別エントリでも報告したので2度目になり恐縮ですが、7月に開催いたしました「技術力の低い人 限定ロボコン(通称:ヘボコン)」が、第18回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 審査委員会推薦作品に選出されました!ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます! 大変光栄なことであってとてもうれしいものの、ところでその結果発表ページがですね、もちろん各賞の皆様はババーンと大きく紹介されているのですけれども、審査委員会推薦作品に関しては このちっちゃいところをクリックすると こういう激シブな感じのpdfがポロンと表示されるのみでございまして、ちょっとさびしい、というかタイトルだけ見ても何がなん

    妖怪ウォッチから不器用限定ロボコン、大根を使ったセクハラ代替現実まで【第18回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 審査委員会推薦作品】全作品を紹介します - nomolkのブログ
    snobocracy
    snobocracy 2014/12/01
    おめでとうおめでとう
  • 2ヶ月のあいだ一人で育児をした感想 - nomolkのブログ

    9月の後半に嫁が突然入院してしまい、そのあと2ヶ月弱のあいだ働きながら一人で家事育児をこなしてきました。 明日めでたく退院ということになったんだけど*1、濃密な2ヶ月間のことを振り返るといろいろと感慨深いこともあるので、ここはひとつ文章にまとめておきたい。 これはどちらかというと自分用の記録というか、あんまり人が読むことを意識して書いてないので長いです。あと画像とかなくて読みにくいと思う。 ちなみに前提情報としては、自分は34歳の会社勤務の編集者で、こどもは2歳半の男子が一人です。 2歳半というとどんな感じかというと、言葉の発音は舌足らずながらそこそこ複雑な意思疎通ができ(たとえばこどもの気が進まないことに対してこちらが理由を言って説得を試みることができるし、こどもはこどもで「○○は××の後にやるから」といったような交渉をしてくる)、トイレトレーニングはしているけど普段はおむつ着用、DVD

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