定期的な巡回とか、DBの古いレコードを定期的に削除するとか、決まった作業を cron で実行する場面は多いと思います。 そういった cron で処理したい環境を Docker コンテナとしてパッケージするときのお話。 Docker コンテナで cron を使う Docker コンテナ内部は init 等を使っていないので daemon の類は基本動かしません。 コンテナという管理単位を考えると、1コンテナ 1機能で、起動するのも 1つのタスクとするのが標準的な考えです。 普段ホストで定期作業のために使っている cron は daemon として起動しているものですが、daemon が使えないと無理のように見えますがそうではありません。cron というタスク1つだけが起動しているコンテナにすれば良いのです。 具体的にはコンテナの起動コマンドを cron -f とします。 cron そのものを