稲取の散策をしていて、すてきな出会いがありました。 帰りの電車の時間が近づいて駅までの道を急いで歩いていたら 「おにぎり」の暖簾のお店の前を通りました。 個人のお店でおにぎりの専門店って珍しいなと思いつつも そのまま行き過ぎたのですが、ちょっと気になって戻ってみました。 お昼時はとうに過ぎているのでショウケースの中には 「太巻き」しか残っていません。 今夜のご飯にしようかと3切れ入り¥230を買い求めました。 ご高齢の女性がお一人で切り盛りされているご様子です。 お代を払って、店先にあった吊るし雛が見事だったので 写真を撮っていいですか?と伺うと、 「どうぞ~。それ私が作ったものなのよ~」と笑顔でおっしゃいます。 全体をうまく写せなかったのですが、 いろいろな種類の細工があって その中でも鶴のくちばしの細かさがすごいですね~と感心していると、 「これ、稲取に来た記念に一個もって行ってね。」