日経ビジネスは10月14日号で、特集「世界のトップ大学」を掲載した。その中で、東京大学をはじめとする日本の大学の国際的評価を測る基準として、2つの世界大学ランキングのデータを引用している。1つは、英調査会社クアクアレリ・シモンズ(QS)によるものと、もう1つは英出版社タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)によるものだ。いずれも、世界的に知られている大学ランキングである。 政府は、「今後10年間で世界大学ランキングのトップ100に日本の大学を10校入れる」ことを目標に掲げている。では、現在、日本の大学はトップ100にどれくらい入っているのか、QSとTHEの最新ランキングで見てみよう。