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「人生にリセットボタンはねえんだ!!」 「最近のゲーム機にもリセットボタンねえよ!!」 「えっ。じゃあ人生にセーブ&ロード機能はねえんだ!!!」 「最近のソーシャルゲームにもそんな機能ねえよ!!!」 「えっ。えっ。じゃ、じゃあ人生に課金システムは」 「あるよね」 「うん、あるね」 私の長男(8歳)は、「リセットボタン」という機能を知らない。 以下、既出議論かもしれないが、気にせず話を進めることにする。 ゲームに対してあまり興味や親和性をお持ちでない中高齢の方が、「リセットボタン感覚」「リセット感覚」という言葉を若者批判・ゲーマー批判の種として用いることは、今でもそれほど珍しくはない。Web上ではあまり見なくなってきているが、一時期のゲーム脳議論なんかでは頻繁に引き合いに出される内容であったし、「人生にリセットボタンはない」というお説教を、私はつい最近、この耳で直接聞いた。 しかるに、みなさ
下記を読んで考えたこと。最終的には当たり前の話に着地しますんで暇な人だけどうぞ。 Togetter:子供が車内で騒いでいたら 舌打ちぐらいはしてもいい? そもそもこの話自体「ケースバイケースじゃね?」の一言で終わりっちゃ終わりなんですが、若干の一般化を試みてみます。 最初に自分の立場を明示しておくと、私は三児の父親です。上の長男は6歳で、だいぶ分別もつきましたので、公共の場に限らず注意されたら静かに出来ますし、派手にすっころびでもしなければ泣くこともありません。 一方、下の二人は双子の姉妹で、両方2歳になってひと月くらい経った辺りです。こちらは泣きます。割と頻繁にぎゃんぎゃん泣きます。 まず前提として。個人差もあると思うんですが、少なくとも2歳から3歳くらいまでの乳幼児は、どんなにいい子だろうが、何をどうやっても泣く時は泣きます。 2歳くらいまでの乳児というのは、ようやく社会性めいたものが
昔話をします。 多分十年くらい前、私がまだとある出版社に時々お世話になっていた頃のことです。 一般的なのかどうかはよく分かりませんが、その出版社には明確な職位としての「編集者」という仕事はなく、大体の人が、編集者もするしライティングもするし取材して記事起こしもするし、というマルチタスクな人達でした。 その配分も人によって色々で、複数の作者さんをマネジメントしつつ原稿を書いてもらう仕事の分量が多い人もいれば、取材に行って、その内容を自分でテキストに起こす仕事が一番多い人もいて、当時また出版社のことを「編集者さんがたくさん仕事していて、作家さんや漫画家さんに原稿をもらってる」という程度にしかイメージしていなかった私には、結構カルチャーショックな世界でした。 別にこれが一般的な出版社の業態だなどとは全く思っていません。なにせ小さい会社だったので、明確な分業がなされないまま属人的に色んな仕事が回っ
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