クラスター爆弾規制合意できず 11月26日 9時16分 不発弾となって市民の命を脅かすクラスター爆弾の規制を巡ってスイスのジュネーブで開かれていた軍縮会議は、アメリカや中国などの大量保有国にどこまで厳しい規制をかけるかで意見が激しく対立し、一切の合意ができないまま、25日、閉幕しました。 クラスター爆弾は、一つの爆弾から数多くの小さな爆弾が飛び散り、戦闘終結後も不発弾となって市民の命を脅かします。去年8月、クラスター爆弾をほぼ全廃させる禁止条約が発効しましたが、この爆弾を大量に保有するアメリカや中国、ロシアなどは条約に加わっていません。ジュネーブの軍縮会議では、今月14日からこれまでとは別の枠組みでクラスター爆弾の規制について討議が行われ、アメリカやロシア、それに中国も参加しました。会議では、ノルウェーを中心とするグループが禁止条約を強く支持し、大国にも厳しい規制を求めたのに対して、アメリ