米国債格下げ会社 社長辞任へ 8月23日 22時44分 今月5日、アメリカ国債の格付けを初めて引き下げた、大手格付け会社、スタンダード・アンド・プアーズのデブン・シャーマ社長が辞任することになり、格下げによって市場の混乱を招いたとする、経済界からの批判をかわすためではないかという憶測を呼んでいます。 これは、スタンダード・アンド・プアーズの親会社でアメリカの出版大手、マグロウヒルが、22日発表しました。デブン・シャーマ社長は来月12日付けで辞任します。スタンダード・アンド・プアーズは、アメリカ政府の財政再建に向けた取り組みが不十分だとして、今月5日、大手格付け会社として初めてアメリカ国債の格下げに踏み切りましたが、格下げの根拠となったデータの計算に誤りがあったなどとして、アメリカの政府や議会から強い反発を受けました。さらに、格下げ後に世界の株式市場が乱高下するなど、金融市場に動揺が広がった
8月22日、格付投資情報センター(R&I)は、日本国債格付け(AAA)について、最上格を維持する環境は一段と厳しくなっているとの認識を示した。2日撮影(2011年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 22日 ロイター] 格付投資情報センター(R&I)は22日、日本国債(ソブリン)格付け(AAA)について、最上格を維持する環境は一段と厳しくなっているとの認識を示した。 日本国債格付けの方向性はネガティブ。R&Iでは、今後格下げに踏み切る確率は50%超あるとしており、下げ幅は複数ノッチ(2段階)になる可能性は低く、1ノッチにとどまる見通し。また、政府の財政再建が進むのかを見極める上で、来年度の予算編成に注目し、政府方針や概算要求、審議内容を見極めた上で格付け見直しのタイミングを模索していく方針。 R&I・チーフアナリストの谷口仁敏氏とチーフアナリストの細田弘氏、シニアアナリストの関口
格下げで投資マネーが米国債へ 8月13日 14時53分 大手格付け会社が初めてアメリカ国債を格下げしたことをきっかけに、金融市場の混乱が世界に広がりましたが、投資マネーはリスクを避けるために、格付け会社が問題視したアメリカ国債に向かうという皮肉な形になっています。 大手格付け会社「スタンダード・アンド・プアーズ」が、今月5日、アメリカ国債の格付けを最も信頼度が高い水準から1段階引き下げたことをきっかけに世界の株式市場が乱高下するなど、金融市場の混乱が広がっています。これを受けて世界の投資家は、株式と比べて安全だとされる国債を買う動きを強めており、証券会社などによりますと、特に市場規模が大きく広く流通しているアメリカ国債に人気が集まっているということです。その結果、長期金利の指標とされるアメリカ国債の利回りは、過去最低の水準まで低下しています。格付け会社から初めての格下げを受けたアメリカ国債
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