微妙な判定のリプレイ映像を、スタジアムで流すべきではないのか? この問題を提起したのは、J1サガン鳥栖のマッシモ・フィッカデンティ監督だ。J1第4節の横浜F・マリノス戦、前半3分に、微妙なオフサイドの判定シーンがあった。 横浜FMのファビオが大きく蹴ったボールが、裏へ飛び出した富樫敬真に渡り、ゴールを決めた。しかし、このシーンで鳥栖のベンチは猛抗議に飛び出す。焦点となったのは、ファビオのパスの中継点に入った中村俊輔が、ボールに触ったか、触っていないかだ。 中村俊が触っていなければ、富樫はファビオがパスを出した時点ではオンサイドなので、ゴールは認められる。しかし、もしも中村俊が触っていれば、富樫はその時点でオフサイドポジションに飛び出していたので、オフサイドとなる。つまりノーゴールだ。 中村俊が試合後に語ったところによると、ボールは肩に触れたらしい。しかし、審判はそれを視認できず、ゴールが認