Image credit: ISRO インド宇宙機関(ISRO)が昨年打ち上げた火星探査機マーズ・オービターの火星到着の日まで、あと100日となった。マーズ・オービターはこれまでに2回の軌道修正を行いつつ、9月24日の到着に向け、一路火星へ向けた軌道をひた走っている。 マーズ・オービターはISROが2013年11月5日に打ち上げた火星探査機で、インドにとっては月より遠くの深宇宙へ飛ぶ、初めての探査機である。 探査機は打ち上げ後、まず地球を回る軌道に乗り、そこから6回の軌道上昇を行った。途中4回目の軌道上において、不具合が起き、予定していた軌道に乗れなかったものの、その後挽回。そして12月1日に地球軌道から離脱する噴射を実施、探査機は第2宇宙速度に達し、惑星間空間へ飛び出した。 12月11日には、最初の軌道補正マニューヴァー(TCM-1)を実施、結果は良好で、4月に予定されていた軌道補正マニ