売店「まつ子」でリラックス 秋田、山形両県にまたがる名峰・鳥海山(標高2236メートル)を仰ぎ見ながら走る由利高原鉄道。終着駅の矢島駅(由利本荘市)で降りて改札を抜けると、「その場所」はある。 「まつ子の部屋」。近所に住む佐藤まつ子さん(69)が営む売店だ。あの「大物有名人」を連想させる名前だが、品のよさが漂い、着物姿でてきぱきと動き回る。間違っても「おばあちゃん」と呼べないオーラを放つ。 初対面のあいさつ後話を聞こうとすると、「お嬢さん、笑顔が少ないよ。明るくしないとだめ」「彼氏はいるの?」などと矢継ぎ早に切り出され、終始まつ子さんペース。こうしたさっぱりした人柄に魅了され、全国からファンがやって来るという。
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