光を受けて虹のように輝くシャボン玉。とてもきれいです。 でも、どうして虹のように見えるのでしょう? なぜ、同じシャボン玉に赤く見えるところや青く見えるところがあるのでしょう? これは、光の性質と大きく関係があります。 光は波の性質を持っています。 波の大きさが光の明るさを、波の細かさが光の色を決めています。 波の細かさは一つの波の長さ(山から山までの長さ)によって表すことができます。 この「波の長さ」を「波長」といいます。 絵の具はたくさんの色を混ぜるほど黒くなりますが、光は色々な色の光を集めると白くなります。 白く見える太陽の光や電球の光は、実は多くの色の光が混ぜ合わさったものです。 波の性質をもつ光は、条件がそろうと明るくなったり、暗くなったりすることがあります。 波の山と山が重なる ⇒ 強め合って明るくなる 波の山と谷が重なる ⇒ 弱めあって暗くなる これを「干渉」