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  • つれづれに 少子化とフェミニズム

    6月15日の東京新聞「大波小波」に、「女性が男並みに働いて税金や社会保険料を払うことが少子化対策だ、と財務省のお先棒たる独身フェミニズム学者の主張が、小泉改革下でまかり通ってきた」と書かれている。 <独身ジジババ大国の妊婦>という筆者は、この主張を否定的に書いていたが、じつは独身フェミニズム学者の言うとおりである。この学者が誰だかは書かれていなかったが、フェミニズム学者にも真っ当な人がいると感心した。我が国のフェミニストは、御用学者ばかりで、真っ当に考えていないと思っていたので、新鮮な驚きがあった。 将来の職業つまり将来の収入が不安だから、少子化がおきているのだ。同一労働同一賃金が保証されておらず、リストラという名で簡単に職を失う。しかも、正社員から一度外れたら戻ることはきわめて難しく、フリーターやパートしか収入がないとなったら、誰も将来が不安になるのは当然である。現在は、正社員であっても

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