こんにちは、慶應義塾大学の篠崎大河です。 この記事では、VTuberの哲学で卒業論文を書きたい方におすすめの文献を紹介します。 VTuberの哲学の文献まずは、VTuberについて哲学者が論じた文献を紹介します。 難波優輝(2018)「バーチャルYouTuberの三つの身体——パーソン、ペルソナ、キャラクタ」『ユリイカ』50巻9号難波優輝さんは分析美学の研究者です。この論文では分析美学の視点からVTuberを詳細に論じています。同誌に掲載されている他の記事にも注目です。 篠崎大河(2023)「バーチャルYouTuberの形而上学——配信者説を擁護する」『フィルカル』vol. 8 no. 3手前味噌で恐縮ですが、拙論を紹介します。この論文では分析形而上学の視点からVTuberの哲学の理論を解説するとともに、配信者説(VTuberは実在の配信者と同一であるという説)を擁護しました。配信者説を支
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