ドクダミを育てている。 といっても抜かないようにしているだけなのだが 鎌倉に住んでいた頃、鎌倉山のふもとの友人宅を訪れた時、庭いっぱいにドクダミの白い花が咲いているのを見て素敵だな~と思ったのが始まり。 一緒に行った友達にとってドクダミ=雑草で、草取りを怠けた結果の怠け者の庭と笑っていたが、葡萄棚の下いちめんに広がる白い花は、まるで星のように美しく、庭の主の心の豊かさをあらわしているような気がした。 ドクダミは別名『十薬』という薬草である。 ティーンエイジャーの頃、ニキビに悩んでドクダミ茶を愛飲していたっけ。 実家庭にもドクダミがあると嬉しいなぁと祈っていたところ、数年前に数株発見。 抜かないように見守っていたら根付いてくれた。 ドクダミというと厄介な雑草というイメージで嫌われがち。 隣家の兄もドクダミだらけの我が家の庭が気に入らない様子だが、薬草なんだよと黙らせた。 毎年この季節になると