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2013年9月30日のブックマーク (2件)

  • [続報]スルガ銀-IBM裁判控訴審、なぜ賠償額は減額されたのか

    スルガ銀-IBM裁判の控訴審で、東京高等裁判所は2013年9月26日、日IBMに約42億円の賠償を命じる判決を下した(関連記事)。この金額は、一審判決で東京地裁が示した賠償額の6割未満である。 今回の二審判決のポイントは、日IBMが支払うべき賠償の範囲を、システムの要件定義を経て「約90億円で新システムを開発する」という最終合意書を交わした2005年9月末日以降の費用に限定したことである。一審判決では、システムの企画設計から要件定義、開発中止に至るまで、スルガ銀行が日IBMなどに支払った費用全額を賠償として認めていた(関連記事)。 東京高裁は今回、プロジェクトの各段階において、システム開発に際してITベンダーが負うべき「プロジェクトマネジメント義務」の違反に当たる行為が日IBMにあったかを検討。日IBMがパッケージソフト「Corebank」を提案した企画・提案の段階と、最終合意書

    [続報]スルガ銀-IBM裁判控訴審、なぜ賠償額は減額されたのか
  • [すごい建物]一つのコンピュータのように集中制御

    ルレオDCは、フェイスブックが自社のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を欧州のユーザーに対して提供するためだけに自社でデザインし、建設した施設だ。当然のことながら、ルレオDCの中にはフェイスブックのサーバーしか存在しない。 フェイスブックが造るDCについて、DC事情に詳しいビットアイル総合研究所の伊藤正宏フェローは、「DC全体が一つのコンピュータとして設計されていることがすごい」と説明する。これはどういうことか。ルレオDCの写真A~写真Dを基に説明しよう。 ルレオDCの建物の外壁には、外気を取り込む送風口が取り付けられている。送風口の内側には、外気中の砂ぼこりなどを除去する緑色のフィルターがある(写真A)。フィルターの裏側には壁一面に大型のファンが設置されており(写真B)、そこからサーバールームに外気を送り込む。外気はサーバーの中を通ってサーバーの熱を冷まし(写真C)、暖めら

    [すごい建物]一つのコンピュータのように集中制御