<熊本・第一高>男子生徒34年ぶり入学へ 熊本県立第一高校(熊本市)に、34年ぶりに男子生徒が入学する見通しとなった。同校は男女共学だが、78年3月に最後の男子生徒3人が卒業して以来、入学志望者が女子だけの状態が続いていた。10日に入学内定者が決まった前期選抜試験で、男子の内定者がいることを学校が明らかにした。 同校は1948年、県立の高等女学校2校が合併して県立女子高となり、翌49年に県立第一高に改称され男女共学となった。しかし前身が女子校だったためか、男子の入学希望者ゼロの状態が続いた。このため学校や同窓会が、男子の制服や運動部を準備したほか、***訪問を重ねて入学を呼びかけるなど、男子入学に向け運動を展開していた。 前期選抜試験は2日にあり、普通科(英語コース)には男子7人を含む107人が受験。10日に中学を通じて本人に通知した内定者10人の中に、男子1人が入ったという。 熊本県では