お待たせしました! Dir en greyの最新インタビュー後編では、ついに世に放たれた「DOZING GREEN」の歌詩世界と、あまりにも興味深いカップリング収録曲「HYDRA -666-」について掘り下げていくことにする。まずは前編にしっかりと目を通したうえで、この深みにはまりこんでいただきたいところだ。 ――「DOZING GREEN」というタイトルを直訳すると“緑色にまどろんでいく”という意味合いになりますよね。緑を基調とした混沌とした色味を連想させられるんですが。 京:雰囲気はまさにそんな感じですね。まず浮かんだのが、緑のなかに立ってるようなイメージだったんですよ。で、普通やったらそこで爽やかな感じになるんでしょうけど、僕の場合は“何かが病んでいるからそう感じるようになるんや”と考えてしまう。たとえば綺麗な緑色の草原に見えても、土の下には何が埋まってるかわからないじゃないですか。