ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は6日、使い捨てコンタクトレンズ「ワンデー アキュビュー トゥルーアイ」の利用者から健康被害の報告が1日までに1617件あったと発表した。 報告には視力低下を招く恐れのある角膜潰瘍も5件含まれていたという。J&Jは、報告のあった商品の自主回収を進めており、回収対象の商品の使用をやめるように呼びかけている。 J&Jによると、対象となるのは、アイルランドの工場で製造され、4月27日〜8月19日に販売された商品の一部で、国内には約10万箱が流通した。製造工程の不具合で、レンズ用の洗浄剤が目に有害な濃度で残存していたという。健康被害の報告は、角膜潰瘍のほか、角膜のキズ、目の痛み、充血など多岐にわたる。