「症状ではなく、問題の原因に手を打て!」というメッセージをビジネスの文脈ではよく耳にします。 しかし、「原因はどこまで遡ればいいの?」「なぜを5回繰り返したら、なんだか自分にはどうしようもない大きな問題にたどりついちゃったんだけど」「別にいまは症状が解決するだけでいいと思うんだよなあ」などなど、現実的には難しいシーンも多いわけで。とはいえ、対症療法ばかりになってもムダな時間を使うばかりなのは間違いない。 そこで、「一般的に使える指針としてはどう整理しておいたらいいだろうか?」というのが今回のお題です。 因果関係の分析が「ユルく」なってはいないか? 論理的に想定しうる様々な結果を考える 原因は1つじゃない! 原因が上手に分析できれば、解決策は選べる 現実の問題を解決するには? 【次の記事】③ある出来事は、複数の条件の掛け算で起きている【完】 参考図書 因果関係の分析が「ユルく」なってはいない