15日の衆院文部科学委員会は計4時間審議し、与党に80分、野党に160分の質問時間が割り当てられた。時間配分をめぐっては、「与党5対野党5」を主張する与党と「2対8」を求める野党が対立。最終的に「1対2」で決着した。それだけに、与野党が持ち時間でどのような質問をするのかも注目された。 自民党は義家弘介・前文部科学副大臣が質問に立った。今年8月まで、学校法人「加計学園」の獣医学部新設のプロセスに関与する副大臣だった。質問冒頭、自身を「これまでの経緯を細かく把握している立場」だとしたうえで、加計問題を報じるメディアを「恣意(しい)的報道」と指摘し、政権を追及する野党を「根拠はないが結論ありきの姿勢」と批判した。 一連の過程に問題がないこと…
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