2008年最大のヒット商品となった感のあるNetbookで、多くの人が感じる不満は、画面の解像度がもう少し広ければ……、ということだろう。ほぼすべてのNetbook(Atom N270を搭載した低価格ミニノートPC)が採用する液晶ディスプレイは、8.9型あるいは10.1~10.2型ワイドを問わず、解像度は1024×600ドットになっている。Netbookが元々、新興国の教育市場を意識したClassMate PCから派生してきたこと、スペックより価格を優先していること、そしておそらく既存のノートPC市場の脅威にならないよう配慮してあることが理由だろう。 とはいえ、XGA解像度(1024×768ドット)が当たり前になっていた昨今からすると、縦方向が600ドットに制約されるのは決して愉快ではない。結局、低価格ミニノートPCで縦方向が600ドットを超える解像度を要求すると、日本ヒューレット・パッカ