選挙買収はやはりお家芸だったのか。自民党京都府連をめぐる組織的な選挙買収疑惑が浮上し、波紋を広げている。府連会長を務める西田昌司参院議員の発案による脱法スキームが常態化し、少なくとも2013年以降の国政選挙で1億円以上のカネが動いているという。 買収疑惑を報じたのは、月…
近著に「安倍晋三の正体」「ニッポンを蝕む全体主義」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書50冊以上。「適菜収のメールマガジン」も発行。本紙連載を書籍化した「それでもバカとは戦え」も好評発売中
権力を私物化して国家を食い物にし、この国をとことんダメにした元首相2人の厚かましさといったらない。言うまでもなく、安倍元首相と菅前首相だ。岸田首相が割におとなしいのをいいことに、あっちこっちで言いたい放題。安倍にしろ、菅にしろ、「どのツラ下げて」が国民感情だ。この国ではなぜ、政…
盗撮魔たちは数日間にわたって森に潜み、露天風呂に入浴していた全裸女性に望遠レンズを向けていた。 兵庫県内の入浴施設の露天風呂で入浴中の女性を盗撮したとして、静岡県警は3日までに茨城県行方市の無職、斉藤果林(49)、鹿児島県鹿屋市の県職員、林川吉貴(40)、岡山県岡山市の無職、古山輝(32)ら3容疑者を兵庫県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕した。 3人は盗撮マニアが集まるSNSを通じて知り合ったとみられ、一緒に盗撮をするようになった。9月下旬、3人は兵庫県内で集合。森の茂みに隠れるためにわざわざ迷彩服を身に着け、100メートル以上離れた場所から望遠レンズ付きのビデオカメラを構えた。 「盗撮グループは通常の望遠レンズに加え、数百メートル先の被写体を鮮明に捉えられる高性能のバードウオッチング用のレンズを複数本持っていた。本来、野鳥を観賞するためのレンズなので、離れた場所からの『のぞき』には最適です。
交通機動隊長が部下にウソをつかせ、スピード違反の取り締まりから逃れていた。 犯人隠避教唆の疑いで8日、山梨県警に書類送検されたのは、県警交通部の50代男性警視。 警視は、全国交通安全運動期間中(9月21~30日)の27日午前11時ごろ、公務で甲州市の国道20号を覆面パトカーで運転中、制限速度60キロのところを85キロで通過。路上に設置してあったレーダーに探知され、現場でスピード違反の取り締まりをしていた県警日下部署の署員から「止まって下さい」と、停車を求められた。 警視は覆面パトカーを減速させながら、助手席に同乗していた30代の警部補に「赤ランプをつけて『取り締まり中だ』と言え」と指示。警部補は窓を開け、赤色灯のスイッチをオンにし、日下部署員に「取り締まり中です」と伝え、その場から走り去った。 取り締まりに当たっていた日下部署員らが不審に思い、2人が所属する交通部や監察課に事実確認をしたと
露骨なオトモダチ人事に非難ゴウゴウだ。 岸田首相は3日付で、10.31衆院選で落選した自民党の石原伸晃元幹事長を内閣官房参与に任命。観光立国などを担わせるとの名目だ。ツイッターでは〈東京8区民に喧嘩売っとるん?〉〈落選が民意じゃないの?〉〈選挙に落ちたのは自己責任じゃな…
「維新の会周辺にはなぜ犯罪者が多いのか」と問うのは順番が逆だ。問題を起こすような人物だから維新に接近していくのである。順法意識や社会性の欠如、短く言えば、人間性の欠如。前回に続き、「思い出に残る維新の犯罪ベスト10」を振り返る(逮捕容疑や肩書などは発生当時)。 【第5位】中学生を恐喝 衆院選愛知5区から出馬を予定していた府議の山本景が、通信アプリ「LINE」を通じてトラブルになった女子中学生に「ただでは済まさない」などのメッセージを送り恐喝。山本は無断で小学校のフェスティバルで児童に名刺を配ったり、下校途中の中学生たちを自分の事務所内に入れていた。中学生を脅すというのがいかにも維新的。 【第4位】金銭の不祥事 政務活動費の流用など、維新とカネの問題は多すぎて記載しきれない。事務所賃料のうち9割を政務調査費で支払いながら、事務所オーナーの父親からキックバックを受けていた市議の飯田哲史のような
帝王切開手術をしたかのように装い、診療報酬82万円をだまし取ったとして詐欺の疑いで送検された産婦人科医が、20代の女性職員にわいせつな行為をした疑いで再逮捕された。 強制わいせつの疑いで11日、沖縄県警捜査1課に逮捕されたのは、沖縄市の産婦人科医院「あいレディースクリニック」の院長、北條英史容疑者(52)。 昨年8月、北條容疑者は診療時間中、病院内で20代の看護師に「ストレッチ体操をしよう」と言って近寄り、服の上から女性の胸を何度も揉み、体をなで回した。県警は同僚らから話を聞き、院内の防犯カメラの映像を分析するなどして捜査を進めていた。調べに対し、北條容疑者は「手が当たってしまったことはあるかもしれないが、わいせつな行為をしたことはない」とシラを切っている。 「北條容疑者は院内の一室に看護師を連れ込み、嫌がられても体を触りまくった。ターゲットは、お気に入りの職員です。北條容疑者は<コミュニ
普段は白衣を着て小学校の保健室で児童たちの相談に乗っている優しい先生が、休日になると地方に遠征。ソープ嬢に様変わりし、ベッドの上で男性客相手に全裸で嬌声を上げていた。 東京都教育委員会は15日、多摩地区の小学校に勤務する28歳の養護教諭を懲戒免職処分にした。昨年2月から今年4月まで関東地方のソープランドで働いていたのが、その理由だ。 「実家を離れて、都内に転居する資金を得るためだった」 ソープランドで働き始めたきっかけについて、こう話しているという。 女性教諭は4月3日午後2時ごろから11時ごろまで、複数の男性客を相手に体を売っていた。その日、都教委に匿名で「教師が風俗店でバイトをしてもいいのか」というメールが届き、本人に確認したところ、「不特定の男性客と性行為をした」と認めた。 すぐに1人暮らしができるだけの資金を手にしていたが、その後もズルズルとソープ嬢を続けた理由について、「とり急ぎ
岸田首相を見にいくだけで5000円ーー。そんなオイシイ話が先の衆院選で実在した。舞台は茨城6区。野党一本化による激戦に苦しんだ岸田派の女性候補陣営が駆使した“禁じ手”の証拠文書を日刊ゲンダイは入手。公職選挙法違反の「集団買収」の疑いは濃厚で、国政選挙のたびに不正が飛び出す自民党の体質と説明責任が問われる。 ◇ ◇ ◇ 「茨城6区、大激戦です。この厳しい選挙、何としても国光文乃を勝ち抜かせていただきますよう岸田文雄からも重ねてお願い申し上げます」 10月26日火曜の昼下がり、つくば駅前で岸田首相はそう訴えて約20分に及ぶ応援演説を締めくくった。横でうなずくのは岸田派の国光文乃候補。彼女は岸田首相の地元入りを4日も前からSNSなどで猛烈に宣伝していた。 問題のファクス送付も同じ10月22日の午前10時半すぎ。日刊ゲンダイが入手したその「案内状」には〈自民党総裁 岸田文雄氏 遊説への参加協力
野球部元コーチによる部員への準強制性交致傷事件、柔道部員ののぞき、野球部監督(59)のパワハラと、さながら「ワルの巣窟」だ。甲子園に出場したこともあるスポーツ強豪校の大阪偕星学園高校(大阪市生野区)の野球部員が、監督の財布から計約100万円を抜き取り、自主退学していたことが分かった。 今年7月、野球部の寮に住む部員4人が、監督が寝泊まりする寮の部屋に置いてあった財布から、数万円を盗んだ。部員らはその後も複数回、チョコチョコと現金を抜き、一気に約40万円を抜き取ったところで監督に気付かれ、事件が発覚。監督は警察に被害届を出し、4人は自主退学した。 「監督は普段から部員たちに『オレはいつもこんだけ金を持ってんねん』と自慢し、財布を広げて100万円ほどの札束を見せびらかしていた。大金が入った財布を部員に預けることもあったそうです。部員たちは他の野球部員に飯をごちそうしたり、寮にウーバーイーツを届
マッチングアプリを利用して「パパ活」をしていた女性を勧誘し、アダルトビデオ(AV)に出演させていたカメラマンと男優役の男2人が逮捕された。 職業安定法違反(有害業務募集)の疑いで26日までに大阪府警保安課に逮捕されたのは、大阪市の西川浩史(43)と茨木市の関口誠司(50)両容疑者。 2人は昨年7月と11月下旬、「パパ活」をしていた19歳と24歳の女性と接触し、2人を誘い出した。関口容疑者らは2人に「ギャラは8万~20万円で考えている」と伝え、AV出演を依頼。24歳の女性には断られたものの、19歳の女性と交渉が成立し、ラブホテルで「男女の絡み」を撮影した。 「マッチングアプリを利用しとる大半の女の子の目的は『パパ活』や。関口容疑者らはそれをうまいこと利用した。女の子たちは関口容疑者らに会って、初めてAVの話を聞かされた。19歳の女の子は出演料15万円をもらったそうや。関口容疑者が男優役を務め
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く