「堀川さんの最後の作品は僕にやらせてね」 ―― 堀川さんの「明日も頑張ろう」は、永谷さんの柱にもなっているのでしょうか? 永谷 信頼しているのは堀川さん自身ですね。もしこれが面識のない方の企画で、「これは採算が取れるかどうか」の算段だけで考えたら、仕事としては「やめよう」と言う判断になったと思います。 「アニメ制作現場を描いたアニメ」は、労力と予算を考えただけでも、ものすごく大変だろうなと想像がつきます。覚悟を決めてつくらない限りは無理ですから。もしくは「お仕事ものアニメ」だとしても、もう少しライトで、深夜アニメ向きなものにしようと判断したと思います。 でも、堀川さんずるいなと思ったのは、『これは永谷に持っていけばやってくれるだろう』と思って持ってきたところ(笑)。 ―― 永谷さんもまた、堀川さんから信頼されている、ということですね。 永谷 堀川さんは、『SHIROBAKO』で言う武蔵野ア
![「SHIROBAKOを最後に会社を畳もうと思っていた」――永谷P再起の理由 (5/5)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f44d9d27ba6172b49d332b89d6208364495ff992/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2009%2F07%2F22%2F283027%2Fl%2Fb81651f6e9ae3ddb.jpg%3F20200122)