2020年2月より米アマゾン本社で働き始めて、早いもので10ヶ月が経ちました。大学院留学や米国企業での勤務期間を通算すると、かれこれ8年ほどアメリカで暮らしています。 8年間というと決して短くない期間ですが、実のところ、理想とする英語力が伴わないことにずっとコンプレックスを感じてきました。 しかし、2020年6月に米アマゾン本社にて数百人規模の屈強なビジネス戦士たちのなかで、図らずも年間MVPを受賞しました。今振り返ると、英語にコンプレックスを感じるなかでMVPを受賞できたのは、「英語を諦めたから」だと感じています。つまり、自分の弱点を受け入れたことで肩の力が抜け、自然体で振る舞えるようになったことが大きく寄与していると思うのです。 そこで今回は、私の経験をもとに、できないことや苦手なこととの向き合い方や思考の転換法をお伝えします。 「できない」を前提にする これまでを振り返ると、英語が話