頭よさげな言葉や、やる気に満ちた言葉で自分を過剰演出することでしばしば揶揄される「意識高い系」。彼らの言葉は、なぜ人の心を逆撫でするのか? その境界線は受け取る側の世代や属性で変わるのか? ◆潜入!無職が開催する朝活セミナーは意識高い用語の連続だった 早朝に勉強や趣味の時間をつくって自分磨きをする“朝活”や、数人で集まって意見を交換しあう“読書会”など、巷には意識が高そうな活動が溢れかえっている。暇さえあれば数分でも寝ていたい「意識低い系」の記者だが、都内某所で平日の朝に開催されている「成功者になるためのセミナー」なるものに参加してみた。主催者は有名私立大学卒の20代前半の男性。「人生の勝ち組になるために、ノウハウをすべて伝授します!」との言葉に惹かれて応募してみたが、主催者の職歴や実績などの情報がホームページには一切記載されていない。書かれているのは、「とにかく本を何百冊も読みました!
![無職が開催する「成功者になるためのセミナー」に参加してみた | 日刊SPA!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9d0bb96fc5f145959ce2ee1b2610b1ccd5812e0f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnikkan-spa.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F01%2F14f4bd48479849f7e76ed28a64ac3091_s.jpg)