ブラーが25年前にリリースしたデビュー・アルバム『レジャー』をアナログ盤で再発するという。あの当時、ブラーがこうして四半世紀が経った後もシーンで威厳を保ち続けていることを予想できた人は、まあ、そんなに多くないはずだ。もしかしたら、それがブラーではない可能性だって十分にあったのだ。そこで今回は、あなたがもう忘れてしまったかもしれない90年代のアーティスト50組を御紹介する。 1. ロングピッグス
davidbowieis.jp おれがこの世で一番美しいと思っている曲はデヴィッド・ボウイの「Life On Mars」であると何度か書いてきたように思う。おれはデヴィッド・ボウイが好きだ。とくに初期が好きだ。おれはブリット・ポップ、というかSuedeからさかのぼってグラム・ロックを聴くようになったからそうなのだ。一方で、女はおれが好きなあたりのボウイを中学だかのころに友だちからすすめられたがピンと来ず、いわゆるベルリン三部作でガツンと来たという。おれはあまりベルリン三部作にピンと来ない。チェンジしていくスーパースターならではなのか。 しかし、チェンジしていっても一貫している。一貫してスパースターで、それちょっと待てよ、とか思うような衣装も「むちゃくちゃかっこいい」で押し通してくる。天下御免のボウイ様だ。そこにしびれる、あこがれる、といいたいが、あこがれるなんておそれおおくて言えやしねえ。
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