2016年7月17日のブックマーク (1件)

  • 自然神学・宗教哲学・自然哲学 出版不況と専門書の行方

    出版不況の厳しさは、直接間接にさまざまに感じられてきたことであり、出版・書籍販売という産業が大きな転換を迫られていることは周知のことであった(この不況は、新聞からマスコミへと広がることになる、あるいは広がっている)。これは、人類の知の形態の変化の中の一断面というべきだろう。 昨日、一通の封書が届き、平成32年の創業70年をもって会社を解散するとの挨拶状が同封されていた。良質な学術書の出版で知られた創文社である。わたくしも、20年前にティリッヒ研究書の出版でお世話になり、その後は、京都哲学会の代表をつとめた際に、『哲学研究』の編集・出版でもお世話になった出版社である。創文社から専門書を出版することには、人文系の研究者には独特の想い・イメージがあったものと思われる(岩波書店もそうだろうか)。キリスト教学研究室の歴代教授も、創文社から研究書を刊行してきた(有賀先生の著作集をはじめとして)。 その

    son_toku
    son_toku 2016/07/17
    「この背景には、「大学予算の縮小化に伴う大学図書館への販売の低迷」「学術論文・博士論文の電子化・オンライン化」などが存在し、この流れは抗しがたいものがあると思われる」