玉:玉内 編:編集部 玉 前回の続きでグラデーションについてお話ししましょう。 編 曲面を持つ円柱や球では、ハイライト部とシャドー部のつながり、グラデーションをどう作るかで、その立体感や見え方が変わってくるという話でしたよね。 玉 円柱や球だけでなく、グラデーションというのは写真表現の最も重要な部分ですからね。明から暗へのグラデーションがないと、写真が昔のCGや浮世絵みたいになってしまう。もちろんそういう写真表現もあるんですが。 左方向からの1灯のみ。やや逆光気味にあてた。黒バックで周囲からの光の回り込みをなくし、明暗のコントラストを強調したイメージ。