こんばんは、年間300日スーツで過ごす女、乙女イシイドです(´・ω・`) さて、今日は『彼女』のお話。 あなたは『運命の人』っていると思いますか? ネットの婚活を始めて数か月。 マッチングした『オトコノヒト』たちはみんな『彼女』のことをアイドルの様に扱った。 「『彼女』さんほど素晴らしい人はいない」 「僕みたいな者が『彼女』さんとお話させていただけるなんて…」 そんな賛辞を受ける度に申し訳ない気持ちになる。 世間的に見ればもう立派なオバさんなのに… ただの一般人でもネット上に顔写真が載ると、芸能人かなにかと錯覚してしまうものなのかもしれない。 『彼』も『ファン』を自称するうちの一人だった。 初めて登録したサイトで腹立たしい失恋をしてから、このサイトに乗り換えた。 前のサイトで手順は覚えたし自信もあった。 登録した翌日には許容範囲の『オトコノヒト』に手当たり次第、声をかけた。 顔の分からない