ミャンマーで死者急増、強制失踪は数百人に 国連が非難 2021年03月18日10時54分 【ジュネーブAFP=時事】国連は16日、ミャンマーでは先月1日に発生したクーデター以降、デモ弾圧による死者の急増や被拘束者への拷問に加え、数百人が治安当局に連行され行方不明になっているとして、軍事政権を強く非難した。(写真は資料写真) 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のラビナ・シャムダサニ報道官は記者団に対し、同事務所が公式に把握している2月1日以降の死者数は149人だが、実際はそれよりもはるかに多いのは確実だと語った。 人権監視団体「政治囚支援協会(AAPP)」によると、14日だけで74人が死亡するなど、クーデター以降の死者数は180人以上に上っている。 シャムダサニ氏によると、治安部隊によって恣意(しい)的に逮捕され、現在も身柄を拘束されている市民は少なくとも2084人に上る。同氏は「ここ数