ネットに加害者かもしれない子を集団で晒す怖さ 廣瀬さんは以前からネットで加害者を特定するような動きに対して、「関係者を捜したり、断定する事は控えて下さい」と、訴えてきた。その気持ちは今も変わっていない。 「ネットでは“建前”と書かれてしまうことがありますが、建前ではなくて、公表されていない誰かを探ると、間違える可能性があります。必ず間違いが起きてくるし、仮に本当に加害者だったとしても、世界中に『加害者』だとか、『死ね』とか、言われるのは間違っていて。日本は法治国家だから法に則って罪を償うべきです。 報道で爽彩のことを知って、ネットに加害者かもしれない子を集団で晒すことが遺族のためになるとは思えません。晒された子に兄弟がいたら、その子は何も悪いことをしていないのに叩かれてしまう可能性があります。親、兄弟、家族、親戚までも迷惑がかかってしまう。晒されてしまった人は晒した人に腹が立ち、私たちに対