日本代表の奮闘で沸いたサッカーワールドカップロシア大会が、いよいよ残り2試合となりました。日本代表は5日に帰国して会見を開いたあと、長谷部誠キャプテン(ドイツ・フランクフルト所属)を中心にテレビ出演する姿が見られるようになっています。 決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)での敗退から、帰国会見、そして、現在に至るムードは、「感動をありがとう」一色。ウェブサイト、テレビのワイドショー、新聞、さらには居酒屋での会話まで、日本中が穏やかな空気であふれています。 しかし、わずか約1カ月半前のメンバー発表時から初戦に勝利するまで日本代表の選手たちは、目を覆いたくなるようなバッシングの嵐にさらされました。「おっさんジャパン」「年功序列ジャパン」と揶揄されるだけならまだしも、「今回だけは絶対に応援しない」「日本人としてこのメンバーは恥」「負けるためだけに行くおカネのムダ」「3戦全敗のロシア旅行」などの